コンサルが「最初の3年間」で学ぶこと要約 セクシーさは泥臭く打ち出す

思考法
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本書は、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)を経て、「考えるエンジン講座」を提供するKANATAを設立された高松 智史さんの本です。

結論から言うと本書はサラリーマンにとって素晴らしくセクシーな(素晴らしい)1冊です。

コンサルティングファームは売り物が『思考』しかない

コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦

上記引用にある通り思考を売り物とする彼らの濃い技術は事業会社で働くサラリーマンにとってはサラリーマンとしてバリューを出すためのエッセンスが濃縮されています。

高松さんは他に『変える技術、考える技術』『フェルミ推定の技術』などのベストセラー本も出されていて、「コンサル時代に学んだことを、面白おかしく(もちろん戦略的に)」伝えてくれます。

私は高松さんの本を読むのは初めてですし、ましてやコンサルタントなんて想像上かTwitter上の世界の生き物ではないかと思っています。(学生時代のコンサル就職の友人数名は今やどこで何をしているのかすら消息不明状態です、、)

本書は事業会社の人間こそ読むべき1冊だと胸を張って言えます。

理由は事業会社の人間が本書にあるバリューの出し方、心構え、思考する技術を身に着ければ圧倒的な戦力としてその会社に君臨して貢献できるからです。

最初のページの1年目編で学んだことをできていないサラリーマンは世にたくさんいます。(例えば、論点思考、辻褄思考、社員証を下げてランチなど)これを学び日々の社畜ライフに取り込むだけであなたは上位30%ぐらいのサラリーマンになれると私は本気で思っています。

今回は中でも私が大事だと思ったポイントを紹介いたします。

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コンサルが「最初の3年間」で学ぶこと要約

「ロ→サ→T→ス→作→ア」のロ→サで決まる

「ロ→サ→T→ス→作→ア」とは以下のことです。

  1. 論点
  2. サブ論点
  3. TASK
  4. スケジュール
  5. 作業
  6. アウトプット

多くのサラリーマンはロ→サの部分が抜け落ちていると私は感じます。

例えば上司に与えられた仕事を行う場合、そのまま作業に移ってしまう人は多いと思います。

優秀な上司であればあらかじめ「ロ→サ→T→ス→作→ア」まで抑えていてくれるかもしれませんが、これはどちらにせよ自分で「ロ→サ→T→ス→作→ア」の座組で一度必ず考えるようにしなくてはいけません。

ここでの論点というのは私は「目的」という言葉に置き換えられると考えていて、自分が行うアウトプットや作業の目的は何であるのかここが抜け落ちいては自分が行う仕事の解像度のが低い状態です。

これでは高いレベルの作業やアウトプットを行うことはできないと断言できます。

常に「ロ→サ→T→ス→作→ア」の座組に立ち返り、この仕事の論点は何であるのかは必ず考えるべきです。

私は本書を読みながら3人のレンガを積む男の話を思い出しました。

3人のレンガ職人への「何をしているか」の問いかけに対する答え

1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」
2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」
3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」

この話は3人のレンガを積む作業に対して何をしているのか=論点がおのおの異なっています。

誰が悪いとかではないものの彼らの3人のアウトプットには大きな違いが必ずあるはずです。

常に論点に立ち返り私たちはセクシーなアウトプットを心掛けなくては行けません。

私自身も本書を読んでから論点を意識し始めると日々の会議で多くのサラリーマンが論点を意識できておらず会議の着地点や論点に対する有効なネクストアクションに着地できていない瞬間に出会うようになりました。

事業会社のサラリーマンの皆様こそ脳死で作業や仕事を行うのではなく論点をベースに考えましょう。
私的には論点→サブ論点はサラリーマンライフの武器になっています。

成長は自己責任

私が読んでガツンと改まって再認識させられた言葉は「成長は自己責任」です。

多くの人が大きな会社に入社すると、「会社が成長させてくれるもの」と期待しています。確かに、大手企業は成長の機会を提供し、研修やメンターシップを提供してくれることがあります。しかし、これはあくまで手段に過ぎません。実際には、会社が完全にあなたを成長させてくれるわけではありません。

現代では働き方改革が進み、労働者を守り、快適な労働環境を整える動きが広がっています。しかし、これに甘んじてしまっては、本当の成長は望めません。成長は、自ら機会を生み出し、主体的に行動することで初めて実現されるものです。

自分自身を追い込み、コンフォートゾーンを脱し、ハードワークを通して成果を上げることが不可欠です。会社が提供する環境や機会は手助けであって、それに頼りっきりになってしまっては、真の成長は期待できません。成長は自己責任であり、自分主導で進むべき道です。

自分を高め、スキルを向上させる努力は、単なる仕事の一環ではなく、個人の成長に繋がるものです。会社はあくまで舞台であり、その舞台で輝くためには、自己責任で自らを鍛え上げ、成長させる努力が欠かせません。

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著者について

高松智史
一橋大学商学部卒。NTTデータ、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)を経て「考えるエンジン講座」を提供するKANATA設立。本講座は法人でも人気を博しており、これまでアクセンチュア、ミスミ等での研修実績がある。BCGでは、主に「中期経営計画」「新規事業立案」「組織・文化変革」などのコンサルティング業務に従事。YouTube「考えるエンジンちゃんねる」の運営者でもある。
著書に、ベストセラー『フェルミ推定の技術』(ソシム)、『変える技術、考える技術』(実業之日本社)がある。

コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦

高松智史さんが運営するサイト「考えるエンジン講座」も是非確認してみてください。

考えるエンジン講座 講師紹介—高松智史 (kanataw.com)

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