今回は匿名掲示板・2ちゃんねるの生みの親として有名な日本のインターネット界を席巻するひろゆき氏がおすすめする、あなたの人生を変える5冊の書籍をご紹介します。
ひろゆき氏は読書に対してこのような見解を示しています。
本を読むことで得られるのは、知識であったり、教養であったり、ものの見方や考え方です。その体験によって、これまでと違う考え方を得られて、生きるヒントになったりします。
ひろゆきが呆れる「読書量をアピールする頭の悪い人」の特徴とは？ | 1％の努力 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
またひろゆき氏はどうせ読むなら役に立つ本という風にこの先２０年、３０年と役に立つ本を紹介しているのであなたの知識や良い示唆を必ず与えてくれます。
彼の動画配信で知識を広め、洞察力を磨いてきた彼が厳選したこれらの本は、あなたの視野を拡げ、人生の新たな扉を開くかもしれません。ひろゆき氏のリストにはどんな本が含まれているのでしょうか？さあ、一緒に見ていきましょう。
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ひろゆきおすすめ書籍５選
コンテナ物語 ーー 世界を変えたのは「箱」の発明だった
この本は、国際物流の世界で「輸送用コンテナ」がいかにして普及していったかを詳しく描いています。
主人公であるマルコム・マクリーンの挑戦の中で、コンテナが国際物流をどのように変革していったかが丹念に追跡されています。本書はイノベーションの誕生過程を明らかにする経済書でもあります。
「コンテナリゼーション」と呼ばれる革新の影響は、人々にどのような影響を与え、集団でどのような効果をもたらしたかを学ぶ上で貴重な一冊です。
本書は、コンテナが輸送業界をどのように変革したかを詳しく描いています。
個人的に学びになったのはは大規模なイノベーションが起こると、既存の権力を守ろうとする内部の対立が組織内で生じるということです。
この対立は、イノベーションによって淘汰される可能性がある人々がいることから、生存バイアスによるものと見なされます。実際には、本書では、専門家や関係者が全体像や将来像を見誤り、混乱した状態が描かれています。
イノベーションは、一つの発明や個人の努力だけでないと本書では学ぶことができます。
また本書はビルゲイツも以下のように絶賛しています。
■ビル・ゲイツの推薦の言葉
コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版 | マルク・レビンソン, 村井 章子 |本 | 通販 | Amazon
「二〇世紀後半、あるイノベーションが誕生し、全世界でビジネスのやり方を変えた。ソフトウェア産業の話ではない。それが起きたのは、海運業だ。おそらく大方の人があまり考えたことのないようなそのイノベーションは、あの輸送用のコンテナである。コンテナは、この夏私が読んだ最高におもしろい本『コンテナ物語』の主役を務めている。コンテナが世界を変えていく物語はじつに魅力的で、それだけでもこの本を読む十分な理由になる。そのうえこの本は、それと気づかないうちに、事業経営やイノベーションの役割についての固定観念に活を入れてくれるのである。」
サピエンス全史
『サピエンス全史』（ユヴァル・ノア・ラハリ）は、人類の驚くべき歴史を網羅した一冊です。
この本では、私たちヒト・サピエンスがどのようにして地球上の支配者となったのか、文化や宗教、科学、経済など、様々な側面からその歴史を解き明かしています。
著者のユヴァル・ノア・ラハリ氏は、独自の視点と深い洞察力を持ち、読者を魅了する内容を提供しています。
『サピエンス全史』は、知識欲の旺盛な方や歴史に興味のある方にとって、絶対に読んでおくべき一冊です。これまでの人類の道のりを振り返りながら、未来について考えさせられる貴重な書籍です。
ひろゆきは本書に対して「虚構を共有する」という概念が少し根拠が弱いとのことでした。
私的にはこの「虚構を共有する」ことができたからこそサピエンスの繁栄があったのではないかと思わされてしまいました。
銃・病原菌・鉄
「銃・病原菌・鉄」は、ジャレド・ダイアモンドの著作であり、ひろゆき氏から「ベストワン。まさに一生モノの本」と絶賛された一冊です。
この本は、中世ヨーロッパが世界中に植民地を築くことができた背景や、過去500年間においてヨーロッパ人が世界を支配した理由について、深く解説しています。
著者は、ヨーロッパ人が生物学的に優れていたわけではなく、むしろ地理学的要因（気候、地形など）が彼らの成功に大きく寄与したと論じています。
この本を通じて、人類の歴史を長期的かつ広範囲な視点から俯瞰し、文明の興亡、地理の影響、病原菌の拡散などについて深く理解できます。
「銃・病原菌・鉄」は、ビジネスパーソンにも価値のある一冊です。なぜなら、人や民族の行動パターンを理解できるようになり、その知識をビジネスの戦略立案や世界の動向を理解するための教養として活用できるからです。読んだ後は、誰かに話したくなるほど魅力的な洞察が得られることでしょう。
個人的には『サピエンス全史』と「銃・病原菌・鉄」の人類が大きく発達した時代を比べてみることを特にお勧めしたいです。
五輪書
宮本武蔵の『五輪書』は、武道における心構えや技術を記した書であり、その教えは現代のビジネスや人生にも大きな示唆を与えています。
本書はハーバードビジネススクールの経営学の教科書としても利用されていました。
まず、『五輪書』の中で強調されるのは、自己鍛錬と自己啓発の重要性です。武蔵は常に自己の向上を追求し、自分の限界を超えることを志向しています。この精神はビジネスの世界でも有用であり、常に成長し続け、新たな高みを目指す姿勢が成功への鍵となります。
また、『五輪書』には相手の心理や行動を読み解く術も記されています。これはビジネスにおいても重要であり、相手の動向を把握し、適切な対応を行うことが成功への道を開くでしょう。
さらに、『五輪書』には勝利への意志の強さや、困難に立ち向かう勇気を称賛する内容も含まれています。ビジネスにおいても、挑戦に立ち向かい、逆境を乗り越える強い意志が求められます。
総じて言えば、宮本武蔵の『五輪書』は、自己鍛錬、相手の心理を読む力、そして勝利への強い意志を育てることを教えています。これらの教えは、ビジネスや人生においても役立つものばかりです。自分自身の成長と成功を追求する人にとって、『五輪書』は強力な指南書となるでしょう。
見の目、観の目は現代でも必ず活きる教えです。是非チェックしてください。
限りある時間の使い方
本書の帯にてひろゆきは以下のように絶賛しています。
「効率的に荷物を詰める方法を人生の時間の使い方に当てはめるのは間違いです」
限りある時間の使い方 人生は「4000週間」あなたはどう使うか？ | オリバー・バークマン, 高橋 璃子 |本 | 通販 | Amazon
本書は私たちの限られた時間とどのように向き合い、資本主義における生産性至上主義に個人としてどのような見方をして人生を歩んでいくかについて解説されています。
人生は、時間の流れとともに過ぎていきます。私たちは限られた時間の中で、何を重視し、どのように過ごすかを選択しなければなりません。
生産性競争や効率化の追求、そして注意力の重要性。これらすべてが、私たちが人生の中でどのように時間を使うかに影響を与えます。では、時間について考える時、私たちはどのような選択をすべきなのでしょうか？
この本を読めば、時間の見方が変わり、生き方も変わるでしょう。
番外編 コーラン
ひろゆきはコーランについて以下のようにお勧めしています。
コーランを一度読んでおけば、「イスラム教の人ってこう考えるよね」という「軸」が手に入ります。
某米調査機関によれば、世界のイスラム教徒は16億人（2010年時点）。
キリスト教徒は21億7000万人で、世界第2位の宗教ですから、コーラン一冊を読むだけで、それだけ大勢のイスラム教徒にとっての「考え方の基礎部分」を理解できる。
つまり、効率がすごくいいのです。
「日本語を読めない人」が多数派になりつつある。ひろゆきが推薦する“人生に役立つ2冊の書”｜新R25 – シゴトも人生も、もっと楽しもう。
正直、私は宗教の経典というのを読んだことがないのですが、宗教経典というのはその地における人が正しく生き、生き残るための行動規範となる書が形を変えて現代まで読まれています。
なので人の仕組みやあるべき先代人類の願いが記されているので読まなくてはいけないとは考えています。
まとめ
どの本も全て必ずこの先役に立つ知識となってくる書籍ですが、読みやすさやすぐに自分の行動として実践できる点で「限りある時間の使い方」を一番におすすめします。
あえて独断でランキングするとしたら以下のランキングとなります。
どの本も素晴らしいので気になった方は１冊だけでもチェックしてみてくださいね！
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