新しい年の幕開けは、新しい視点や知識を得る絶好のタイミングです。
日々の生活や仕事に新たな風を吹き込むために、読書は最も効果的な方法のひとつではないでしょうか。私もこの1月、数冊の本と出会い、思わず深くうなずいたり、心が奮い立ったりする瞬間を何度も経験しました。
本を通じて得られる気づきは、時に人生の方向性を変えるほどの力を持つことがあります。この記事では、そんな私が特に感銘を受けたおすすめの書籍を厳選してご紹介します。
それぞれの本には、日常を前向きに変えるヒントや、これからの自分をより良い方向へ導くエッセンスが詰まっています。ぜひ次の一冊を見つける参考にしてください。
今回はジャンルは絞らずにたくさんの分野を読みました。
中でも特にビジネスパーソンのおすすめしたい本を最後に理由をつけて紹介いたします。
是非、選書の参考になると幸いです。
Audibleでオーディオブックを楽しもう
忙しい日常の中で本を読む時間を確保するのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめしたいのが、Audibleで著書を手軽に聴く方法です。
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また、期間限定のみでしかダウンロードできないような作品が多数存在しているのでまずは無料登録をしてあなたの最高の1冊をキープしておきましょう!
2025年1月に読んだ面白いビジネス本5選

PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則
成功するビジネスパーソンには共通点があります。それは「揺るがない原則」を持っていること。世界的な投資家であり、ヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」を創業したレイ・ダリオ氏が、その成功の秘訣を体系化した一冊が『PRINCIPLES(プリンシプルズ)』です。
実際に数十年にわたりダリオ氏が試行錯誤して築いた原則が自身の人生経験とともに語られている点です。
仕事で成果を上げたい、リーダーとしてチームを成長させたい、人生の意思決定をより良くしたい。そんな思いを持つすべてのビジネスパーソンにとって、必読の一冊です。
本書の原則はたくさん有りますが、レイ・ダリオ氏は噛み砕いてメンテナンスを行いより良くして行って欲しいという願いも込められています。
そのため、定期的に読み返したり、抽出して書き出し自分に合うように原則を設計することをおすすめします。
カオスの帝王: 惨事から巨万の利益を生み出すウォール街の覇者たち
市場の混乱は、一般の投資家にとって「恐怖」として映るもの。しかし、ウォール街の一部のトレーダーたちにとっては「ビジネスチャンス」です。
本書『Chaos Kings』では、リーマン・ショックやパンデミックといった予測困難な危機の中で巨額の利益を生み出してきたトレーダーたちの戦略が明かされています。
ビジネスの世界においても、安定を前提とした計画はもはや機能しません。
本書に示された“カオスへの適応”は、これからの経営者やリーダーにとって必須の能力だと痛感しました。
危機をただ避けるのではなく、それを「新たな価値創出の場」と捉えるマインドセットこそが、未来の勝者を決めるでしょう。
これはこれからの時代を生きてく若いビジネスパーソンにはとてもおすすめです。
「あたりまえ」のつくり方 ——ビジネスパーソンのための新しいPRの教科書
ブランドとして社会に根付かせるためには何が必要か? 『あたりまえ』のつくり方は、従来のPR手法を超えた「信頼」「共感」「価値観」の重要性に焦点を当て、ビジネスパーソンに新しい視座を提供します。
本書では、単なる広告や広報の枠を超え、企業活動全体を通じてブランドが「あたりまえの存在」として受け入れられるための具体的な戦略が語られます。
PRと広告は違うという点や違和感からインサイトを拾い上げ共感をステークホルダーと握り合うという観点はマーケターや広報だけではなく営業においてもとても重要な要素であると私は考えます。
また、広報活動においてなぜ炎上が起きるのかについてはコミュニケーションの根幹に関わる解説がありましたので私としては本書を通じて知ることができて良かったと感じています。
feel good 快適な努力で最高の成果を上げる方法
「もっと頑張らなきゃ」と思うたび、どこかで心が苦しくなったりしませんか?
アリ・アブダールが提案するのは、その真逆。「楽しいから続けられる」「快適だから成長できる」という新しい努力論です。無理して自分を追い込むのではなく、楽しみながら成果を出すための方法が、本書には詰まっています。
この本は、読んでいるうちに「努力ってこんなに気持ちいいものだったんだ」と気づかせてくれます。「頑張りすぎる人生」に疲れたすべてのビジネスパーソンに、新しい風を吹き込んでくれる一冊です。
仕事も学びも、もっと“気楽に楽しむ”姿勢が成果につながるということに改めて気づかされました。ストレスフルな努力はもう古い。
本来、人間は自信を進化させる過程を楽しむものである。これはレイダリオ氏のPRINCIPLESとの大きな共通点だと私は感じました。
これからの時代、快適さとパフォーマンスを両立させる働き方が真の競争優位になると確信しました。
世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた
この本では、哲学から経済学、自然科学に至るまで、リベラルアーツの主要ジャンルを網羅。
プラトンの『ソクラテスの弁明』からアインシュタインの『相対性理論』、そして現代の『ビーイングデジタル』まで、古典から最新知見までのエッセンスがぎゅっと詰め込まれています。
新しい教養の学ぶ入り口として本書はとてもおすすめです。
私立文系の私にとっては今まで知らなかった科学理論などをたくさん知ることができた点は思考の幅を広げることができたと感じます。
多様な視点を吸収することが、自らの価値を高める最速の方法ではないかと本書通じて実感できました。
番外編〜こんな書籍も読みました〜

本ブログはビジネス書籍をおすすめするブログですが、参考程度に私が読んだ小説などのその他書籍を紹介しておきます。
ご参考までに確認ください
アマテラスの暗号
岸田文雄首相が夏休みに手に取った話題の一冊。
「日本人はどこからきたのか?」という壮大なテーマに挑み、読者を歴史の迷宮へと誘います。本書は、神話や伝承、遺跡に秘められた真実に迫るスリリングな歴史ミステリー小説です。
物語の鍵を握るのは、とある一説である「日ユ同祖論」──日本人は実はユダヤ系の末裔ではないかという仮説。
これをもとに、神名や神社、伝承に隠された謎が次々と解き明かされていきます。記述された神話や遺物、祭祀の描写はすべて史実に基づいており、読み応えは抜群です。
歴史とフィクションが交錯するスリリングな展開!
一見バラバラに見える史実が巧妙に繋がり、息を呑む謎解きが続きます。
物語の史実かどうかの真偽はさておき、新しい視点で日本の歴史と自分自身を見つめ直すきっかけになる一冊です。
個人的には「銃・鉄・病原菌」を読んだ私としては別にありえる話だと思いますが、物語をユダヤ系譜だけに絞り込んだ点が多くの読者を惹きつけたのではないでしょうか。
スイカのタネはなぜ散らばっているのか
「なんでスイカのタネってあちこち散らばってるんだろう?」
そんな何気ない疑問から、植物たちの驚くべき生存戦略が見えてきます。
一見不合理に見える植物たちのふるまいも、実は「子孫を残す」という命題のために極限まで最適化された結果。
スイカだけでなく、たくましいタンポポの綿毛や、誰もが見たことのあるドングリの転がり方など、あらゆる植物が持つ「生き残りの秘策」を紹介します。
競争環境で勝ち抜くための戦略や、リスクを分散する考え方など、ビジネスパーソンにとっても学びが多い内容です。
この本は、単なる植物の話ではありません。「生き抜くためにどう動くか」という本質的な問いへの答えを、自然界から学べる貴重な一冊です。
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